子育て世代こそテレビ!?nasneでテレビを教育コンテンツにする方法

2021/08/06

ライフ・子育て・教育

 我が家はテレビを愛用しています。 

「テレビは時間のムダ」と考えている人にとっては、なぜテレビが子どもの教育と関係あるのか、信じられないかもしれません。

私も以前はほとんどテレビを見ることはなかったのですが、子どもが生まれてからテレビを活用することが格段に増えました。

ただし、見ているのは録画した番組ばかり。番組を録画しているのはnasneというネットワークレコーダーで、すでに7年以上使っています。

テレビは実は習い事が難しい家庭や、車移動が中心の地方の田舎町に住んでいる人こそうまく活用すれば大きなメリットのあるツールだと思います。

この記事では、nasneのメリットと我が家のテレビ番組との付き合い方を書いてみようと思います。

バッファロー製nasneとソニー製の使い勝手はどう違う?

ソニー製とバッファロー製のnasneを並べた写真
ソニー製とバッファロー製のnasne

はじめにお断りしておきますが、7年前に我が家が購入したのはソニー製のnasneです。バッファローがソニーのnasneを継承し販売をはじめたのは、2021年の3月のこと。

そのため、今回紹介するnasneの使い方のほとんどは以前のモデルのものです。実際に比べてみると、見た目も使い勝手も、ほとんど変わりませんでした。

テレビを見ない人も実感できるnasneの3大メリット

7年使って実感している3つのメリットを紹介します。

1.「デバイス」からの解放。テレビの設置場所に関係なく見られる

自宅の中でテレビを見られる場所は限られています。なぜなら、テレビのアンテナの配線がある部屋、部屋の中でもアンテナ線が通っている場所は限定的だからです。

我が家は地方の一軒家に住んでいますが。7部屋あるうちテレビのアンテナがある部屋は1階の1部屋だけ。

子どもが小さなうちは同じ場所で、家族そろって同じ番組を見ることも多いでしょう。しかし、子どもが成長するにつれて家族の生活パターンも、見たい番組も変わってくると思います。

その点、デバイスを選ばないnasneなら、家族の生活パターンやテレビアンテナの場所に関係なく、パソコンやスマホ、タブレットでも番組を見られます。

2.「リアルタイム」からの解放。好きなときに見られる

私たちの生活の中で、テレビを見るためだけに割ける時間は限られています。昼間は仕事をしているし、深夜や早朝は寝ていますよね。

 ゴールデンタイムというものがあるように、多くの人にとってテレビを見る時間は大体19時〜22時くらいが中心になるのではないでしょうか。

そのため、これまでは昼間や深夜におもしろそうな番組があっても、「まぁいっか」でやり過ごすことも多かったはず。

nasneのレコーダー機能を使えば、気になる番組を見逃しません。我が家は平日に録画した番組を、休日にまとめて見るという使い方をしています。

3.「1回限り」からの解放。何度でも好きなだけ見られる

子どもは何度も同じ番組を見ます。それはもう、あきれるほどに。我が家の子どもはNHKの深夜帯に放送されていた「未来少年コナン」のデジタルリマスター版を気に入っていて、セリフを覚えるくらい、繰り返し見ています。

昔のアニメって、いまの番組より使っている言葉が難しくていいですよ。

リアルタイムの番組ではこうはいきません。レコーダー機能があるからこそできることだと感じています。

なぜnasneなの?テレビにまつわる不満を解消するネットワークレコーダー

上に挙げたnasneのメリットは、そのままテレビに対する不満の裏返しでもあります。

  • 場所の制約がある
  • 時間の制約がある
  • 早送りできない
  • 子どもに見せたい番組だけを見せるのが難しい

こうした背景がnasne、レコーダー付きのテレビ、各種動画サービスの人気を支えているのでしょう。

みんな「見たい番組だけを」「好きな場所で」「自分や家族の都合のいいときに」見たいのです。実際、以前の私はそうした不満をおしてまでテレビを見たいとは思っていませんでした。

 ここで、なぜnasneなのか、についてその他の商品やサービスと比べて考えてみたいと思います。

意見1:「レコーダーつきのテレビでよくない?」

録画できるレコーダーつきのテレビなら、放送時間に関係なく番組を楽しめます。

最近はネットワーク経由で別の場所や別のデバイスで見られるものも増えているので、かなり自由に番組を楽しめるようになりました。

 大きな違いは価格面です。

ハードディスク内蔵テレビはそれなりのお値段がします。テレビは頻繁に買い換えるものはないですよね。その点nasneは2TBの容量がありながら、29,800円(税込※)。
※2021年8月現在。

買い足すにも手頃な価格帯です。

意見2:「無料の動画サービスでよくない?」

コンテンツの質の点でテレビ番組はすごいです。

特に子ども向けの番組は、NHKのEテレが優れていると感じています。

 質については無料の動画サービスでは真似できない部分だと思います。

無料の動画サービスには子どもに見せたくない番組や広告もありますし、最初に見ていたものから違う番組に飛んでしまうこともよくあることです。

幼児に見せるには使い勝手がよくありません。

意見3:「有料の動画サービスならよくない?」

それでは、有料の動画サービスはどうでしょうか。

有料の動画サービスは質の面では申し分ありませんが、最新のものが少ない印象です。特に教育系の番組やドキュメンタリーには物足りなさを感じます。

 キッズ機能があるサービスなら、暴力や性的な描写のある番組をフィルタリングできますが、関連動画がずらっと並んでしまうところがネックです。

気をつけないとずっと動画を見続けることにもなりかねません。また、1つの番組が長いのも幼児の集中力との兼ね合いを考えると、難しいところ。

 「子どもに見せる」という意味では、次のような条件を備えた商品やサービスが望ましいと私は思っています。

  • 1つの番組が30分以内
  • 子どもの興味関心にマッチする
  • 子どもの学びにつながる内容である
  • 暴力・性的なシーンがない
  • 親が番組を適切に選べる

子育て世代にとって、nasneとテレビの組み合わせはよい選択肢の一つになりうるのです。

こんな風にも使える!我が家のおすすめnasne活用法

最後に我が家のおすすめのnasne活用法を紹介します。

テレビ番組をきっかけに実際の行動につなげてみる

我が家では、料理番組を見て「今度この料理を一緒に作ってみよう」とか、旅番組を見て「ここに行ってみよう」という会話をよくしています。

テレビといえば受動的なツールと思いがちですが、実際の行動にもつなげることはできます。

テレビをきっかけに子どもに質問したり、考えてもらったりするなんて使い方をしてみるのもよいですね。

プロジェクターとつないで映画館気分を味わう

我が家では、録画した番組をプロジェクターで映して見ることもあります。Wi-Fiのネットワークにつながっている機器なら別の部屋でも番組を楽しめるnasneの特徴を活かしています。

見ているものはテレビ番組でも、プロジェクターで映せば気分はまるで映画館。我が家では、週末の夜はよくこうして家族の時間を過ごしています。

なお、nasneとプロジェクターの接続方法は、調べればわんさか出てきますので、ここでは割愛します。

テレビもうまく使えば子育てに有効

世の中には「テレビvsネット」のような話がありますが、私はどちらか一方を選ぶものではないと思っています。

自分たちのライフスタイルや価値観に合った商品やサービスを選ぶ

地方は子どもの数も少なく、車移動が中心のエリアでは、習い事させるのも簡単ではありません。夏休みともなれば、自然とテレビを見る時間は増えていきます。

そのため、子どもの教育面を考えると普段接するものを適切に選ぶ視点が大切です。

選択肢が増えれば、私たちの暮らしの楽しみは広がります。

nasneのような時間や場所に縛られないツールがあれば、テレビは単なる娯楽から子どもの教育的に使えるデバイスとしても活用できるのではないでしょうか。

Share This Page

このブログを書いている人

検索

アーカイブ

QooQ