運転免許のAT限定を解除しました。
なぜ限定解除の必要があったかについてお伝えしますね。
車が減ったら、不便になった
これまで3台の車があった我が家でしたが、ワゴン車でのベーグル販売を辞めたので車が1台要らなくなりました。
販売用に使っていた軽ワゴン車を処分したことで、うちは軽トラと乗用車の2台体制に。
そこで問題が発生しました。
軽トラはマニュアル車なのです。そして、わたしの免許はAT限定。
これまでは、問題ありませんでした。
ところが、乗用車をなにかの用事で使っているときに出かける必要ができたとき
夫と二人で畑に行ってわたしがトイレに帰りたくなったとき
わたしがATしか運転できないのは不便です。
そこで仕方なく、AT解除することになりました。。
AT解除した方が車を買い換えるよりもコスパもよいですからね。
田舎では車1人1台はあたりまえ
「地方では車がないと困る」よく聞く話ですが、以前はまったく共感できませんでした。
電車が3分に1本、長くても10分に1本来るようなところに住んでいたときには車の必要性は感じなかったからです。
ところが、電車がとおっていないところでは、車がないと本当にどこにも行くことができないんですよね。
一応バスもありますが、1時間に1本とかそれくらい。
まったくとおらない時間帯もあります。
実際に住んでみて、地方の中の田舎がどういう状況か、ようやくわかりました。
公共交通機関に頼っているだけだと、買い物に行くだけで半日仕事、下手したら1日かかるというのが田舎の農村部の状況なのです。
AT限定解除にかかる費用・日数
最初にしたのはAT解除にかかる費用と日数を調べることでした。
天草の自動車学校は数えるくらいしかありませんから、うちから通える範囲にある自動車学校に電話して聞いてみました。
詳しくは、それぞれの地域や学校にもよると思いますが、天草では教習4時間・費用は4万円程度でAT解除できることが分かりました。
マニュアル車の運転で難しいこと
AT解除の難しいのは、クラッチの操作とギアチェンジです。
最初からマニュアルだった人がオートマに乗るのは簡単だと思いますが、オートマしか乗ったことがない人がマニュアルに乗るのはそれなりに練習しないといけないと思います。
特にわたしのように、
- これまで日常的に運転していなかった
- 10年以上ペーパードライバー
- クルマ好きではない
- バックモニターやアラウンドビューモニタなどフル装備の車しか運転したことがない
の場合ですね。
結果、一発合格はできなくて余分に1時間教習をプラスすることになりました。
なので、費用はプラス1万円ほど余分にかかりました。とほほ。
田舎暮らしにマニュアル車は必須ではない
はっきり言って、いまどきマニュアル車なんてほとんどないですし、田舎で生活する人みんながマニュアル車を運転できる必要もないと思います。
ただ、軽トラに乗る予定がある人は考えてみてもよいでしょう。
オートマの軽トラはマニュアル車に比べると十数万円高いこと、重い荷物を運ぶにはマニュアル車の方が向いていることなどがあって、いまだにマニュアルの軽トラに乗る農家は多いようです。
個人的には久しぶりに教習所に通って、運転の基本を見直しできたことが地味によかったなと思います。
前よりは運転が上手になったはずです。たぶん。
ちなみに、せっかく限定解除をしたにもかかわらず、あれからまだ一度もマニュアル車を運転していません。
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横浜から天草に移住することになった経緯や、起業するまでのあれこれはこちらにまとめました!ブログでは書ききれていない話にも触れていますので、ご一読いただけると嬉しいです。