「食紅なし」なのにピンクのベーグル 天草にゆかりのあるアレの正体

2020/08/30

みかん・ベーグル


ドラゴンフルーツ ベーグルの写真

ドラゴンフルーツのベーグル

天草は、まだまだ暑いですが、朝晩は秋の気配を感じるようになりました。 

冬に向けてみかんの木のオーナーもスタート。8月30日にはオーナー様にご来園いただき木を選んでいただきました。


9月はちょっと目を引くピンクのベーグルを作ってみました。 

何が入っていると思いますか? 

ドラゴンフルーツです。 

ドラゴンフルーツは東南アジアのフルーツとして有名ですが、日本でも南九州や沖縄では作っている人も多いんです。 

ドラゴンフルーツは天草とも無関係ではありません。 

天草の崎津地方の伝統菓子「杉ようかん」にも食紅の代わりにドラゴンフルーツが使われています。 

江戸時代に薩摩を目指して航海していた琉球王国の使節団が天草近海で難破。 

助けてくれた崎津の人へのお礼として伝わったのが、杉ようかんの作り方だったといいます。 

 

天草謹製 「杉ようかん」の写真

 

言われてみれば、色の使い方がなんとなく琉球というか、中国の雰囲気が漂っているような気がしますね。 

9月のベーグルでドラゴンフルーツと組み合わせたのは、やはり天草になじみのあるフルーツ、いちじくです。 

 

天草では、いちじくのことを南蛮柿と呼んでいます。 

一節によると、天草はいちじく発祥の地。16世紀にやってきた宣教師が天草に伝えたのがはじまりだったと言われています。 

9月は天草にゆかりのある、ドラゴンフルーツといちじくをたっぷり生地に練り込んでみました! 

天草のめぐみたっぷりのピンクベーグル、ぜひお試しください。 

***

こちらでお求めいただけます。


Share This Page

このブログを書いている人

検索

アーカイブ

QooQ