デザインも「言葉」にできる。脳はなにげに不公平

2019/06/18

仕事に効く


「本を読むなら、仕事に役立つものがいい」

世の中にはいろんなハウツー本やビジネス本があります。取り入れ込んだ知識をきちんと動かすためには、脳の仕組みを知るとよいかもしれません。

今回おすすめするのは『パテカトルの万脳薬 脳はなにげに不公平』という本です。

デザインはセンス?言葉にするにはどうするか

本書では人気の脳研究者が、脳に関する科学論文をおもしろく紹介しています。

この本の中で個人的に興味深かったのは、特別対談です。

内容は、著者と本の装丁のイラストレーターによる「文庫版の装丁ができあがる過程」。最終案にたどりつくまでの候補が出てきます。

デザインというと、普通の人はセンスでしょ?と思うのではないでしょうか。

ところが、対談を読むとデザインにも「なぜそうなったのか?」の過程があることが分かります。考えているときは言葉になっていないかもしれません。

また、抽象的なものを言語化する過程では抜け落ちるものや、十分に言葉にできていない部分ももちろんあります。

でも、一見センスがものを言うように思えるデザインの世界も、きちんと説明することはできるのですね。

特にものを書いたり、話すということは伝えることです。

言葉にするためには、まず、しっかりと考え抜く必要があるんだなぁ。

と改めて感じました。

本はかなりコスパのいい情報源

本って本当にコスパのいい情報源だなぁと思います。

なにしろ、編集や検証を経た体系だった情報が1500円程度で手に入るのですから。

しかも、地方にいるとセミナーや勉強会に参加するのもなかなか大変ですからね。

今回の本はわずか670円。コスパはかなり高めです!

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