粒マスタードとフェンネルと柑橘。好きなもの全部、ベーグルサンド

2019/03/26

みかん・ベーグル

阿蘇のたかなまつりに行きました。 

阿蘇高菜の種で作ったマスタード「阿蘇タカナード」を手に入れたので、その時点で今週のベーグルのある食卓ではタカナードを使うことは決定。

粒マスタードに合うものといえば、やっぱりお肉ですよね。

本当は豚の固まり肉があればよかったのですが、ちょうど買い物に行ったときに固まり肉がなかったので手近な鶏のむね肉を使うことにしました。

 作ったのは、鶏むね肉のハム。

 鶏のむね肉はパサパサするという印象を持っている人は多いみたいですが、レンジでもしっとりと仕上げることはできます。
手順はとってもカンタン。

まず、ラップを広げます。
次に、胸肉をトレーから出して肉の厚みが均等になるように少し刃を入れて平にしたら、塩を振ってそのままラップでくるくると巻きます。その後、レンジで様子を見ながら少しずつ加熱していくだけです。

完璧に火を通す前に止めて、そのまま予熱で火を入れるのがポイント。
粗熱がとれた頃に切ると、鶏ハムの完成。

もう1つのポイントは写真中央にある、フェンネルと柑橘のサラダです。

フェンネルは栖本のNatural Herb香草園さんからいただきました。
セリ科のフェンネルはセロリみたいな味。 

パール柑と甘夏と合わせてみました。 

ベーグルを半分に切って、先ほどの鶏ハム、タカナード、にんじんの葉、フェンネルと柑橘のサラダを載せれば豪華なサンドイッチの出来上がりです。

ベーグルサンドは食材の組み合わせもよく、クセになりそうな味わいになりました。

冒頭の阿蘇のたかなまつりは、別の仕事で阿蘇に行ったらたまたまその日がたかなまつりでした。

たかなまつりの目玉は、収穫したての阿蘇高菜で漬物を作る体験イベントです。

 高菜漬けは天草のとれたて市場にも売っていますが、それと阿蘇高菜は別物。
阿蘇高菜は阿蘇にしかない品種です。 

収穫の方法も独特で、一般的な高菜は株ごと一気にざくっと切り取りますが阿蘇高菜は茎の一本一本を手で折って収穫します。
阿蘇高菜がめずらしいのは、阿蘇の涼しい場所が生育に向いているという環境もあるかもしれませんが、それ以上に収穫のときの手間が嫌われたことが理由だと思います。

このイベントでは、そんな阿蘇高菜をなんと参加者が自分でとるんです!

 こういう類のイベントは、主催者側がお膳立てして材料を全部用意するものが多いと思います。が、それでは収穫が面倒な阿蘇高菜でイベントをする意味がありません。
参加者自身に収穫をしてもらうというのはとてもよい試みだと感じました。

収穫もそれが仕事だったらおもしろくないですが、普段しないことなら新鮮な気分で楽しめるという人も多いのではないでしょうか^^
普段しないことをレジャーにしてしまうという発想ですね。

新鮮な高菜はあくもなく、生で食べられるほど。

うちの子どもたちは畑で食べていました。

畑の横では高菜漬けを作っている人たちが。

我が家はこの後予定があったので、その日帰ってから高菜漬けを作りました(夫が)。 
新漬けと古漬けの両方を作ってみるとのこと。

 古漬けは自宅でうまく乳酸菌発酵できるか心配ですが、ちゃんとした漬物は浅漬けにはない旨味が楽しめるので、今から楽しみにしています。 

阿蘇のたかなまつりは毎年3月中旬頃に開催されるようです。
興味のある方はぜひ来年は参加してみてはいかがでしょうか。

たかなまつりの情報はこちら

今回はたまたま阿蘇に行ったら、たかなまつりに参加できたのと、以前から気になっていた阿蘇タカナードをゲットできてラッキーでした。

昨年1年間で1万本売り上げたという、阿蘇タカナード。阿蘇まで行かなくても阿蘇さとう農園のオンラインショップで購入できます^^

ふぁくとりーNolleyの商品はこちらでお求めいただけます。

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