天草のどこにでもある素材でだれでもできるベーグルのある食卓を作ってみた

2019/02/19

みかん・ベーグル

「わー!おいしそう」と思っても、使っている食材が高級スーパーでしか手入らないものであったり、調理道具が一般家庭にないものであったりすると一気にやる気がなくなってしまう。

そんな経験を持っている人も少なくないのではないでしょうか? 

これは「エビと揚げレンコンのごちそうサラダ」

えびとレンコン

今週のベーグルのある食卓は、先日読んだ『どこにでもある素材でだれでもできるレシピを 一冊にまとめた「作る気になる」本』を参考に作ってみました。

もちろん全パクではありません。

使う食材は一部、この時期に手に入る天草の食材仕様に変更しています。

この本を手にとったのは、なんといってもその秀逸なタイトルに目を引かれたからです。
「どこにでもある素材」「だれでもできる」って、読者の欲望を丸づかみしています。

その点、この本に関しては工程が本当にシンプルです。
全部で142レシピが載っていますが、大体みんな3ステップ以内に収まっています。

見ているうちに作りたくなってきたので、作ってみることにしました。

レンコンは一年中流通していますが、天草では冬に多く出回っています。
天草の直売所「天草とれたて市場」でも奥のほうで、山積みになって陳列されていました。

ただ、このサラダはエビの下処理やレンコンのスライス、揚げる工程がちょっと面倒くさかったかも。

 でも、レンコンをパリパリに揚げて、サラダの具材にするというアイディアがおしゃれだなと思ってやってみました。

「レンコンは煮物」という固定概念をひっくり返してくれるいいレシピだなと思います。

エビはいただきものの天草の車海老を使いました。

でも、殻を剥いて揚げてしまうとせっかくのエビのゴージャス感がなくなってしまうので頭をつけたままの方がよかった!という反省もあります。次回に活かしましょう!

2品目は「鶏胸肉とネギのレンジオイル煮」です。

鶏むね肉とネギ

これは、胸肉を使っているのがいいと思いました。

肉としてはもも肉の方がジューシーですが、鶏肉の中では高価なのでそこはやっぱり手頃に済ませられる方がいいですよね。

ただ、胸肉は何もしないでいるとパサパサしてしまいます。

このレシピはオイルの中で煮ているので、適度に肉がうるおっています。
パサツキも気になりません。

 そして、レンジでチンで調理できる手軽さがいいです。
今回はホーローの器を使ったのでレンチンはしませんでしたが。

なにより、我が家に大量にあったネギを鍋物以外の料理で消費できたのがよかった。

 何かもう1品欲しいと思ったので、またまたたくさんあったかぼちゃでスープを作ってみました。

かぼちゃは夏野菜ですが、食べておいしくなるのは冬です。

牛乳ではなく豆乳ベースで作ったらおいしいのでは、クックフォーミーにセットしました。
ほったらかしで時短調理ができるのが、クックフォーミーのよいところ。

でも今回かぼちゃスープを作ってみて、最初から豆乳を入れてはいけないということを学習しました。

短時間でかぼちゃが柔らかくなったのはよいのですが、豆乳の成分が固まって、もろもろになってしまいました。。せっかくの天草の豆乳だったのに。

面倒くさくても後入れのものは後入れするなど、押さえるべきところはしっかりと押さえることがカンジンだと思いました。

 さてさて。今回の天草ダイニングで食卓に上がったベーグルは、2月の月替わりベーグルの1つ「デコ×チョコレート」と「さつまいも×紫いも」です。

 デコのベーグルは、生地に不知火(デコポン品種)のドライが入っているので割るとふんわり柑橘の香りがします。

 チョコレートも高カカオの甘くないものを使ったので、見た目よりもスイーツ寄りではありません。

お菓子のようなものを想像して食べると「甘くないじゃん」という感想を持つかもしれません。それでも、最近は「甘くないのがいい」といってご来店いただける方が増えました。

甘くないもの好きの店主としては嬉しいかぎりです。

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