低温調理の注意点。普段できてないことは大事な場面でもきっとできない

2018/05/20

みかん・ベーグル

 おはようございます。ふぁくとりーNolleyの筒井です。

今朝はこれから地域の地蔵まつりというものに呼ばれているので、いつもより早めの朝食でした。超速でブログを書きます。

5/19(日)のベーグルのある食卓は

  •  ・エッグベネディクト風ベーグルサンド

  • ・じゃがいものポタージュ

です。いつもどおり、天草の旬の野菜をたっぷりです^^

今日のポイントはベーグルサンドの具材に、低温調理した天草梅ポークを使っていること。

 

低温調理とは、最近はやりの調理方法の一つ。

食中毒を防ぐために肉は一般的に中心温度75℃以上で1分以上加熱することとされています。

 低温調理はそれよりも低い温度で長時間調理することで同じ効果を得ようとするものです。

普通に焼いてしまうと肉の表面のタンパク質が固まってしまうため硬くなりますが、低温調理だとタンパク質が固まらない程度の温度でじっくり調理するのでジューシーにいただけるというメリットがあります。

ただ、これもやり方を間違えると大変なことに。

中途半端な温度帯だと食中毒の原因になる細菌が繁殖する温床になるからです。

我が家では、設定した時間の間、お湯を一定温度に保ってくれる低温調理専用器を使っています。

厚労省は63℃で30分加熱を推奨しているので、65℃でやってみました。

 ふぁくとりーNolleyでは肉を使ったメニューは出していないので、完全に趣味です。笑

でも、1万円以下で購入できるので料理が好きな人なら持っておいて損はないと思います。

 食中毒になったら大変だという認識は誰もが持っているものだと思いますが、わたしは食品衛生責任者の講習を受けてからはこれまで以上に、自宅でも食材の管理に気を配るようになりました。

「いつもやっていることでなければ、大事な場面でもできない」と考えているからです。

 食べ物関係の店で、衛生管理ができているのは当たり前。その上で提供している商品がおいしいかどうか、使っている食材にどんな特徴があるかという話になる、と思っている人は多いと思います。

 それでも、食中毒を出す事業者は必ずいます。

そういう業者は知識が不足しているか、自宅での食材管理もルーズなんだろうと想像します。

 

数年以内に全国の食品事業者に導入されるというHACCAPの講習を今年の1月に受けて来ました。

これは手を洗うとか身支度を整えるとった衛生管理の方法だけにとどまらず、事前のリスク予測、食中毒を出さないための仕組みづくりや、事故が発生してしまった場合のフローチャートの作成など体系的なリスク管理になっていて、かなりシステマチックなものだという印象を持ちました。

 事業者の規模によって、条件の緩和はあるみたいですが一人で運営しているようなふぁくとりーNolleyのような店でもやらなければならないようです。

まだ義務化にはなっていませんが、必ず導入しなければならないもの。
それに向けて少しずつ体制を整えていくつもりです。

 そんなわけでふぁくとりーNolleyでは食材にこだわりを持っているのはもちろん、食品表示や衛生管理もちゃんとしてますよーという話でした!

ふぁくとりーNolleyの商品はこちらでお求めいただけます。 

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