発酵でつながる縁。私が木桶で作るお酢屋さんのお酢を選ぶわけ

2018/05/01

 2018年5月2日(水)から、ふぁくとりーNolleyの店頭にて福岡・庄分酢さんのビネガーサイダーを販売します。

ところで、お酢は何からできているか知っていますか?

ふぁくとりーNolleyのベーグルは、甘酒を使っています。甘酒は発酵させて作ります。お酢は日本酒を発酵させることでできるんです。

先月、酢作りの様子を、福岡まで見に行ってきました。
庄分酢さんは、創業300年の福岡・大川にあるお酢屋さん。

もともと酒屋だった庄分酢さんでは、今でも木桶で日本酒から酢までを作っています。

天草、それが難しければ熊本県内から食材を調達している当店としては県内でお酢屋さんを見つけることができればよかったのですが、木桶からお酢を作っているお酢屋さんは、残念ながら今はもう熊本にはないようです。

九州域内でもほんの数軒しか残っていません。

昔ながらの製法では静置発酵という方法で酢を作ります。

酒の中のアルコール分が分離して酢酸菌と反応するのを待つので、酢になるまでには数カ月もの時間がかかります。

ところが現代の製法なら、ポンプを使って強制的に循環させるため酢ができるまでにかかる時間はわずか一日だそうです。

庄分酢さんに興味を持ったのは、近日中にピクルスのデビューを予定しているから。

せっかく作るなら、量産品の酢ではなくこだわった酢で作ろう!ということで探してたどりついたのでした。

ピクルスに使う酢を探しに行ったはずが、とてもおいしそうなビネガーサイダーを見つけて飲んでみたところ、芳醇な香りとピュアな味に感動。

その場で取り扱いをさせていただくお話をしてきてしまったのです。

このサイダーのいいところは、着色料を使っていないこと。

普通なら、巨峰なら紫、あまおうなら赤い色が着いていそうですよね。

そこは庄分酢さんのこだわりとして、色を着けなかったそうです。

本来であれば、ピクルス→ビネガーサイダーの流れになるところ、サイダーが先になってしまいました。

これからの季節、ビネガーサイダーのすっきりさわやかな味はクセになること間違いなし。

ふぁくとりーNolleyの店頭では、冷やした状態で販売いたします。

 ぜひおためしください^^

ふぁくとりーNolleyの商品はこちらでお求めいただけます。

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